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#1252022年10月発行

特集 何が起きている?これから何が起きる?
電力危機(前編)

このところ毎年のように夏・冬の「電力危機」が繰り返されています。日本の電力需給に何が起きているのか。編集部は2回にわたり、電力危機の実態を振り返り(前編)、要因を整理して対策の方向性(後編)を探ります。

エネルギーサイト訪問記第22回 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)「高温ガス炉研究開発センター(茨城県大洗町)」

世界各国で次世代の原子炉開発が進められています。中でも安全性の高さや熱エネルギーの多目的利用で期待されているのが「高温ガス炉(HTGR)」という小型(熱出力60万kWクラス)の原子炉です。日本では1960年代に研究開発をスタートしました。シープレス編集部は、この事業に取り組む国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)の大洗研究所「高温ガス炉研究開発センター」を訪問・取材しました。

社会で役立つ放射線18 株式会社千代田テクノル「ラディエーションモニタリングセンター(茨城県大洗町)」

放射線は、病院での診断・治療をはじめ工業製品の製造、農産物の品種改良、大学や研究機関、原子力発電所など様々な分野で広く利用されています。そして放射線業務に携わる人々には、健康影響が発生しないよう個人の被ばく線量の測定・記録・保存が、放射線防護に関する法令で義務付けられています。(株)千代田テクノル(本社:東京)は、原子力基本法が制定された翌年の1956年に国内で初めてフィルムバッジによる個人線量測定を始めました。シープレス編集部は、同社の測定サービス事業の拠点である「ラディエーションモニタリングセンター」を訪問し、放射線の安全利用を支える個人線量測定と管理システムの最前線を取材しました。

What’s Up? そこが知りたい!浜岡原子力発電所のいま

浜岡原子力発電所1・2号機の解体撤去工事で発生した金属のうち、極めて低い放射能濃度であることを国が確認したクリアランス金属の一部を側溝用の蓋に加工し、同発電所敷地内で再利用を開始しました。

コラム エピソードでつづる電気の偉人たち_2

ウィリアム・ギルバート(1544~1603年)
摩擦を科学し「電気」の命名者となった女王の侍医

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