#1302024年08月発行
特集
「がんと放射線」
がんを学んで「がん大国」から「健康長寿大国」へ
2024年1月に掛川市で開催した講演会および会場で配布された講師の著作も参考に、シープレス編集部が再構成しました。東京大学大学院医学研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授 中川恵一氏を講師にお迎えし、がんのしくみ、放射線の役割などについてわかりやすくお話いただきました。
エネルギーサイト訪問記第27回
新青山高原風力発電所
（三重県津市／伊賀市）
津市と伊賀市にまたがる標高700～800mの青山高原は“関西の軽井沢”ともいわれる自然豊かな高原です。ここには南北15kmにわたって69基（2024年6月現在）の風車群が立ち並び、独特の景観を見せています。中でも（株）青山高原ウインドファームは、2,000kW風車×40基を稼働させ、約4.4万世帯の年間消費電力相当の電力を中部電力に供給しています。そこで現地を訪問し、ご案内いただきお話を伺いました。
社会で役立つ放射線23
岐阜大学動物病院
(岐阜県岐阜市）
近年、ペットフードの進化や医療の発達などでペットの寿命が延びる一方、がんを患う犬や猫が増加しています。このような中で、中部地方で唯一、ペットに最先端の高エネルギー放射線治療を行う国立大学の附属病院があると聞き、岐阜大学ャンパスの一角にある「岐阜大学動物病院」を訪問しお話を伺いました。
What’s Up? そこが知りたい！浜岡原子力発電所のいま
冷却水の取水・放水に伴う発 電所前面海域の環境影響を調査・審議する前面海域調査委員会が、1974年第1回開催から、50年を 経て今年2月に第200回を迎えました。これまでの調査結果では、放水口の近くで海水温の上昇などの変化が見られますが、海洋生物への大きな影響は見当たりません。
コラム エピソードでつづる電気の偉人たち_7
アレッサンドロ・ボルタ（１７４５年～１８２７年）
静電気から動電気へ、時代を転換させた「電池」の発明
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C-pressの発行
エネルギー、原子力、放射線のタイムリーな
話題をメインテーマとしたPR誌。年3回発行。
