たんけん!はっけん!ほうしゃせん_20241021
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コンクリート2.4ミリシーベルト(自然放射線)放射性物質3,000ミリシーベルトびょういんふこあでけみちあかかいあいだながおなしぜんこう じょうげん し りょく はつ でん しょてい どおおほうしゃせいぶっしつきゅうせいてつたまかい ふくまもけん さおもひとほう りつき ほんきょ りみなもとすくば あいみじかおおやくはんぶんみっけんきゅう し せつちゅう いじ  かん たとえば、振り子のようにゆれている2グラムほどの鉄の玉がうでに当たっても赤くはれる程度ですみますが、3キログラム(3,000グラム)の鉄の玉が当たれば大けがをするかもしれません。また、1回や2回当たった程度なら赤くはれてもじきに回復しますが、長い間当たり続ければ、からだはまいってしまいます。 同じように、放射線も一度にたくさん受けたり、一定の量以上を長い間受け続けるとからだにえいきょうが出てきます。ほう    しゃ   せんふせ 放射線から身を守る基本は「さえぎり・距離・時間」の三つ。たとえば、放射線 分の1にもへらすことができます。放射線の源から100メートルはなれる■、1メー いる時間が短くなれば、受ける量も少なくすみます。病院や研究施設、原子力発 使った検査や治りょうを受ける場合にも、同じような注意がはらわれています。 14つかところ1ミリシーベルトを1グラムとします当たってもいたくない ■急性の放射線によるえいきょう7,0003,0001,0007,000ミリシーベルトの放射線を ぜんしん全身に一度に受けるとすべての人が しぼう死亡するといわれています 3,000ミリシーベルトの放射線を 全身に一度に受けた人の約半分が 死亡するといわれています 1,000ミリシーベルトの放射線を 全身に一度に受けると はき気が出たり、だるくなったりします 当たると大けがするか死んでしまう 病院や工場や原子力発電所など、放射線をあつかう所では、法律によってきびしい管理を さえぎりで防ぐ「放射線は、そもそも危ないもの」と思っている人は多いでしょう。たしかに放 距離で防ぐ

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